ルネサンスの画像

こんにちは。
みなさんは美術館にはいきますか?
私は最近興味を持つようになって、美術館に行くことが多いです。
日本各地でいろんな展示があって、どれにいこうと考えるだけで楽しい。
しかし美術を学んでいない私のような素人からすると、どういう風に絵を楽しんだらいいのか正直わからないことも多いです。
特に西洋美術など、歴史があるものは、もっと画家や歴史的背景について知識があれば楽しめるのになと思うこともありました。
今日は私が美術館で西洋美術が楽しめるようになるためのちょっとした知識を紹介します。

西洋美術のはじまり

そもそも絵を描いて楽しむようになったのはどういう時代だったんでしょうか?
絵画の発展は15世紀のイタリア、ルネサンス期だといわれています。

ルネサンスの画像

絵画が楽しまれるようになると、ヒエラルキーが確立しました。
上位から順に、
1歴史画
2肖像画
3風俗画
4風景画
5静物画
といわれています。
そもそも絵画にヒエラルキーが存在していることすら知らなかった私。
今日はこのヒエラルキーを中心に、おもしろい情報をまとめてみます。

歴史画

歴史画はかなり幅広いジャンルです。
歴史画の中でも、宗教画や神話画なんかが有名で描いた人も多いです。

宗教画

宗教画と聞くとなんとなくイメージがわきそうで、わかないですよね。
宗教画は、旧約聖書、キリストの公生涯、聖母マリアと聖徒たちの物語など宗教のお話から描かれた絵画です。
キリストの画像

有名な主題がいくつかあり、例えば受胎告知、キリストの洗礼、カナの婚礼、最後の晩餐、最後の審判などがあります。
これなら聞いたことがある人もいるでしょう。

天使とキューピット(クピド)は違う

宗教画に頻繁に登場する天使ですが、実は天使とキューピットって違うんです。

天使の画像
キューピッドはクピドと言われており、ギリシャ神話の神を表します。
クピドの黄金の矢で撃たれると、激しい恋に落ち、鉛の矢で撃たれると恋心を失うといわれています。
描かれ方についてですが、はじめは有翼の少年でした。
しだいに変わっていき、かわいらしい子供のような書き方に変わっています。
天使は、ギリシャ語で使者を意味しています。
神の意思を人間に伝える使いなんです。
天使には階級があって、それによって役割も違います。
天使も描かれ方はどんどん変化しており、有翼のクピドから有翼の女神像、男性化し、幼児の姿になっています。
天使やキューピッドを見つけたら、今まで以上によく見てみてください。

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肖像画

続いて肖像画について書いてみます。
肖像画ははっきり言って、あまりおもしろくないなと思っていたんですが、知識が増えてから、だいぶ見方が変わりました。

肖像画が書かれた理由

そもそもなぜ肖像画が書かれるようになったんでしょう。
肖像画は、写真がなかった時代に「記念」「記録」として残す手段だったんです。
つまり権力者が描かれているということになります。

肖像画は横顔ばかり?

肖像画って横顔ばかり描かれていませんか?
わかりやすい例えでいうと、モナリザを思い浮かべてみてください。

モナリザの画像

正面ではなく、少し横を向いた感じですよね。
もともと側画像を描くのがイタリアの伝統だったようですが、それがより自然な四分の三正面像に変化していった形だそうです。

肖像画における決まり事

肖像画には決まり事がたくさんあったようです。
例えば騎馬像は王族や将軍しか描いてはいけない。
身分が高い夫婦は公的なものと私的なものがペアで描かれた。
全身像は王侯貴族、半身像は上層市民。
肖像画を描くときは職業を表す道具と一緒に描かれる。(例えば画家なら筆など)
などとにかくルールがたくさん。
こういうちょっとしたことを知っていると、全身像を見たときに、この人は貴族だったんだなとか見方が全然変わって面白いです。

風俗画

今回紹介できるのは、風俗画で最後になります。

風俗画ってどんなもの?

風俗画は日常生活を描くものです。
17世紀オランダで全盛期を迎えました。
時代背景もあり、教訓的なメッセージが強いのが特徴です。
例えばフェルメールの水差しを持つ女は有名です。

フェルメールの画像
これは水差し=純潔なものを表しており、上品なイメージを植え付けています。

美術館に早く行きたくなる

いかがでしたか?
今日はほんのちょっとでしたが、美術館に行きたくなるような知識をいくつかまとめてみました。
こうした知識を持っているだけで、絵に対する見方も変わり、新たな考えや発想も浮かんでくることでしょう。
私も色々と知るうちにはやく美術館に行きたくなりました。
これらの知識は木村泰司さんの「名画の読み方」という本を参考にさせていただきました。
本にはもっとたくさんの知識を、きれいな絵と一緒にまとめてあります。
興味がわいた人はこの本もぜひ読んでみてくださいね。
せっかく美術館に行くなら少しでも楽しみたい!前もってこういう知識をつけていくことをおすすめします。

 

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